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地域林業×町の銭湯×学び
- 2013/3/13
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このWEBマガジンは各業界の先頭集団といえるクリエイターや有識者たちと、
銭湯の新しい価値を模索する銭湯集団・日の出湯との対談で成り立つコンテンツ。
毎週水曜日(最終水曜日はお休み)に更新しています。
VOL.5 対談 GUEST
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東大史
(Rebirth Producer) - X
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田村祐一
(日の出湯経営者/SAVE THE 銭湯!主宰)
これからの銭湯はフリーミアムモデルを創れ!
対談5 with 東大史 WEEK2
地域林業×町の銭湯×学び
前回の対談はこちら
今日の対談では、地域の林業と町の銭湯とのコラボレーションについて迫ってみました。
地域の林業をと町の銭湯のコラボレーションとは?
地域林業×町の銭湯
田村祐一 (以下 田村):
二毛作ビジネス!
確かに、入浴者数がどんどん減っている昨今、収益を別の事業からというのは非常に重要ですね。
(先週からのつづき)
東さんと言えば、「林業×合コン」森で間伐をしながら、合コンをするという「ecoコン」という面白いイベントを企画して何度もメディアに取り上げられていましたが、林業というキーワードから何かないでしょうか?
東大史 (以下 東):
銭湯と地域の林業はつながれば面白いとおもいますよ。
木材というのは、原始的な使い方から加工して利用するなど色々できますからね。
田村:
そうですね、僕も以前のお店ではずっと木材は燃料としてお湯を沸かす為にと、原始的な使い方をしてきました。
加工するタイプだとどんな利用法が?
東:
ワークショップを銭湯を舞台にできたらおもしろいですね。
家造りや、家具などのDIYを地域の木材を利用してやる。
それこそ、銭湯のリノベーションをみんなでしちゃうのもありなんじゃないでしょうか?
田村:
銭湯のリノベーションですか!?それはまたすごいワークショップですね(笑)
もうワークショップの域を超えている気すらします・・・
東
さっき話した(WEEK1)ペット業界のコラボレーションの観点から言えば、
木質ペレット(おが屑を乾燥させて圧着させたもの)
なんかは、猫のトイレ用の砂などに利用できますから、そういった利用方法もありますね。
また、「こういう利用方法があるんだよ」と、銭湯が主体的に情報発信していくことも大事だと思います。
銭湯はローカルメディア
田村:
いろいろな利用方法があるんですね。
確かに、新しい情報をどんどん発信していく必要性は感じます。
東:
銭湯はメディアになって、どんどん情報を発信したほうがいいですね。
田村:
銭湯のメディア化・・・。
前回インタビューさせていただいた粟田あやさんもそう仰ってました。
東
銭湯はメジャーなメディアになっていくいうわけではなく
その地域のローカルメディアになればいいと思うですよ。
田村:
つまり、地域の情報を発信していくということですか?
東
そうです。
地域の色を昔からその場所にある銭湯がメディアになって発信していく。
そうやって、各地域の銭湯がその土地柄、地域色を発信していくところになったら銭湯業界も盛り上がっていくんではないでしょうか?
田村
確かにそうですね。
地域の情報をその地域の人が必ずしも全部知っているわけではないですからね。
たくさんくるお客様から、銭湯が情報を集めて再発信していけたらおもしろいですね!
そのうちお客様も
「おい、これ知ってるか?」
なんて情報提供をしてくれるようになる気がします!
ところで、銭湯の「あったら嬉しいサービス」って何かありますか?
銭湯でKindleを使う!
東:
僕はお風呂に入りながら本を読むことが多いんですよ。
だから、銭湯でもそれができたら嬉しいですね。
田村:
お風呂に入りながら読書!いいですね!
ただ、湯気で本がグニャグニャになっちゃうんですよね(笑)
東:
そこは電子書籍でどうでしょうか?
Kindleとかを防水パックに入れて貸し出してくれる銭湯。
大きいお風呂でゆったり浸かりながら本を読める。
特に貸出はあるとすごく嬉しいですね。
田村:
銭湯に行くんだけど勉強になる。
これは嬉しいサービスですね!
それにKindl Paperwhiteであれば、カメラも付いてないから安心して中でも利用できますね。
東:
銭湯と勉强というキーワードはすごく相性がいいと思います。
田村
銭湯と勉強の相性ですか?
東
銭湯は昔から学びの場なんですよ。
特にマナーや躾。
お風呂で悪さをすれば、知らないおっさんに怒られてやっちゃいけないことを学んでいくわけですから。
田村
なるほど!
僕も散々怒られてきましたからね・・・。
たしかに学びの場といえますね。
東
躾やマナーもそうですし、ワークショップも学びです。
これからの銭湯は学びのある場になっていくとも言えますね。
田村
銭湯=学びの場!
高齢者から幼児まで来る場所だからこそ、学べる要素もたくさんありそうですね。
Rebirth Producer 東 大史
1977年アメリカ生まれ 幼少期より東京で育ち遊び回った都会っ子。
一部上場メーカー研究員、ITベンチャー新規事業開発担当を経て独立。
「日本を環境立国として世界のお手本にすること」を目標に、
日本の地域に残る知恵や技術を最先端のテクノロジーと結びつけて
ビジネスとして持続可能にしていくことを生業としている。
関連WEBサイト
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E-ideaコンペティション「棚田deセグウェイ」
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