- Home
- SEASON1, Vol10.佐藤孝治さん
- 就活生に贈る、熱い銭湯の使い方!!
就活生に贈る、熱い銭湯の使い方!!
- 2013/9/11
- SEASON1, Vol10.佐藤孝治さん
- コメントを書く
- 「SAVE THE 銭湯!」 とは?
- このWEBマガジンは各業界の先頭集団といえるクリエイターや有識者たちと、
銭湯の新しい価値を模索する銭湯集団・日の出湯との対談で成り立つコンテンツ。
毎週水曜日(最終水曜日はお休み)に更新しています。
VOL.10 対談 GUEST
- 佐藤 孝治
(株式会社ジョブウェブ 代表取締役会長) - X
- 田村祐一
(日の出湯経営者/SAVE THE 銭湯!主宰)
銭湯でアイデアのブレイクスルーを!!
対談10 佐藤 孝治 with WEEK2
就活生に贈る、熱い銭湯の使い方!!
先週に引き続き、今月の対談は株式会社ジョブウェブ代表取締役会長の佐藤孝治さんをお迎えしてお話を聞いております。
先週の対談はこちら。
今週の対談は佐藤さんが就活生に贈る面接を乗り切る熱い銭湯の利用方法に迫ってみました。
就活生に贈る、熱い銭湯の使い方!!
田村祐一 (以下 田村):
(先週からのつづき先週の記事は→こちら)
確かにお風呂で突然アイデアが湧く瞬間ってありますね!!
その利用方法いいですね!!
どんどん世に広めていかないといけませんね!
佐藤さんといえば、就活生のこころ強い味方!学生の話を熱く聞く就活のプロフェッショナルというイメージがあるのですが、就活をしている学生にも銭湯を薦めたりもしてらっしゃるんですか??
佐藤 孝治 (以下佐藤):
もちろんしてますよ!
一緒に行ったりもしています!
田村:
やはり!!
どういう薦め方をされてるんですか??
佐藤:
そうですね・・・。これは一例なんですが、
地方から夜行バスに乗って東京に就職活動に来る学生って多いんですよ。
田村:
なるほど、聞いたことはあります。
早朝に到着するんですよね??
佐藤
そうなんです。朝の4〜6時という、なんとも言えない時間帯につくんです。
一晩バスに揺られながら東京に来て、そのあと大事な面接が控えてるわけです。
田村:
なるほど・・・。
一晩バスに揺られてからの面接ですか・・・。
それは結構厳しいですね。
佐藤
そこで僕は、学生達に御徒町にある朝湯で有名な燕湯さんを紹介しています!
燕湯さんは朝の6時からやってますからね!
田村:
そうなんですよね!
朝6時からやってる銭湯は非常に珍しいですよね。
だからこそ、助かる就活生もいるんですね!
でも、燕湯さんて熱い湯で有名ですよね?そこも関係あるんですか?
佐藤
もちろんです!
熱い湯にザブっと浸かって、気合を入れ直して面接に行くわけですよ。
『就活生は「燕湯」に入ってから面接に行け!』
ですよ!
歴史ある銭湯から感じる神々しさ。
田村:
熱い湯に浸かって気合を入れなおす!!
すばらしいです!佐藤さんは本当に「熱い」銭湯の利用方法をたくさん知っていますね!
そんな銭湯なんですが、入浴以外の「価値」ってなんだと思いますか??
佐藤
銭湯によって、違いもあるとは思うのですが1つあげるとするなら昔からある銭湯ですね。
古くからある銭湯に行くと「昔の生活と繋がる」という感覚になります。
それが1つの入浴以外の価値なんではないか?と、思いますね。
田村:
「昔の生活と繋がる」ですか?
それはどういうことでしょうか???
佐藤:
昔ながらの銭湯に行くと、時代を感じるというか昔の生活をしている気になれるんですよ。
なんだかタイムスリップしたような感覚ですね。
おじいちゃんとおばあちゃんと過ごしたことを思い出すというか、昔の生活をしていた人と繋がれるというか・・・。
昔からある建物だからか、そういう昔の感情とつながる気がするんですよねぇ。
今の日本を創ってきた先人を想いながら湯に入る。
そうすると、感謝の気持ちが沸き上がってきて
「よーし、明日も頑張ろう!!」とモチベーションが上がってくるんです。
田村:
なるほど〜。
今の生活ができるのは先人のおかげですからね。
昔の銭湯にはいり、先人に感謝の気持ちを持つ。素晴らしいことですね。
佐藤
ええ。それに建物の古めかしさと昔の感情がブリッジして懐かしさを感じます。
それも癒やされる要素の1つなんじゃないかと思うんですよ。
東京都小金井市に「江戸東京たてもの園」というのがあるんですけど、昔の古い旅館や八百屋などを集めている公園があるんですよ。映画のセットみたいに。
田村:
それはまだ行ったことがないんですが、昔の銭湯もあるんですよね??
佐藤
ありますよ!
昔の建物の博物館みたいな感じですね。
そんな博物館的な銭湯がまだ東京にはたくさんあるじゃないですか!
博物館にあってもおかしくないものが今、現実に機能しているというのはすごいことだなあと思います。
とても魅力的ですよね。
田村
たしかにそう考えると、すごい魅力ですね!
佐藤
長らくそこにあるから、神社やお寺を参拝するような気にもなりますね。
神々しさのようなものも感じますよ!こういった目に見えない価値が銭湯にはあると思います。
神社に行くと、清々しい気持ちになりますが、銭湯にもそういうご利益がありますね。(笑)
銭湯にあったらちょっと安心なサービスとは??
田村:
確かに仏閣に似た作りの銭湯もありますからね。
神々しさを感じることもありますね!!
佐藤さんは色んな銭湯を見てきてると思うんですが、そんななかで銭湯がコラボしたら面白いんじゃないか?という企業や業種ってありますか??
佐藤:
そうですね〜色々見てきた中で、やはりマッサージ系はすごく相性がいいですよね。
田村:
たしかに、温泉やスーパー銭湯などにはマッサージ施設が併設されていることも多いですね。
佐藤:
やはり相性が良いからなんでしょうね。
ですので、やはりマッサージですね!
とはいえ、街の銭湯にはなかなか人材や場所の確保も難しいと思います。
ですので、近隣のマッサージ店とコラボして
「ちょいもみサービス」
というのを始めたらどうでしょうか??
田村:
「ちょいもみサービス」ですか?
具体的に言うと???
佐藤:
よく街のマッサージ店って60分6000円とか、そんな価格設定をしてるのを見ますよね?
でもどんなサービスをしてくれるのかわからない、どんな人がしてくれるのかもわからない・・・
それってちょっと入りにくいですよね?
だからこそ、銭湯が地域のマッサージ店とコラボして、休憩スペースなどを利用して
「ちょいもみサービス」をするんです!
どんな人が揉んでくれるのか?銭湯であればすごく透明化しますよね。
マッサージの技術力はあるのか??ワンコインくらいでちょいもみをしてもらえばそんなことも分かりますよね!
気に入ったら直接お店で!という流れもできます。
田村:
ほんとそれはいいですね!
お風呂あがりにマッサージってすごくいいですし、銭湯も空きスペースを使ってサービスの拡充につながりますからね!
佐藤 孝治 (株式会社ジョブウェブ 代表取締役会長)
1972年東京都生まれ。早稲田大学社会科学部卒。
就職活動後、大学4年生の96年10月ジョブウェブを創設。
97年7月アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)に入社。
99年10月ジョブウェブを法人化し代表取締役社長就任。
以後、学生の就職支援と企業の採用支援を通じて、 学生と企業の本音コミュニケーションをサポートしている。
2013年7月より代表取締役会長に就任。
著書に「<就活>廃止論(PHP出版)」「内定の原則(英治出版)」等。
公益財団法人日本ユースリーダー協会 常務理事
一般社団法人アスバシ教育基金 理事
関連WEBサイト
いつもの枠からはみ出た就職活動を『Jobweb』
BLOG<就活>廃止論ブログ
海外インターン、海外就職なら『AJITORA』
~もっと刺激的で、もっとオモシロイ毎日がアジアにある~
ぜひ「いいね!」を押してください。
社会で活躍したい学生のための有給インターンシップ『sfirm』
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。