銭湯は地域の殿様であれ!

「SAVE THE 銭湯!」 とは?
このWEBマガジンは各業界の先頭集団といえるクリエイターや有識者たちと、
銭湯の新しい価値を模索する銭湯集団・日の出湯との対談で成り立つコンテンツ。
毎週水曜日(最終水曜日はお休み)に更新しています。

VOL.3 対談 GUEST

  • 山口浩司
    (相談できる「くすりやさん」/やまぐち薬局オーナー)
  • X
  • 田村祐一
    (日の出湯経営者/SAVE THE 銭湯!主宰)

銭湯はたんなるお風呂じゃない。
地域全体を支えていく、地域貢献型企業になれ。

対談3 with 山口浩司 WEEK3
銭湯は地域の殿様であれ!

この対談は前回からのつづきです(前回のページはこちら

最終回の今日は銭湯にどんなサービスがあったら喜ばれるのか?何を提供していくのか?
具体的なお話をお届けします。

もう銭湯は”ただお風呂があれば良い”時代じゃない。

田村祐一 (以下 田村):
日本文化を、銭湯を世界に広げる宣教師になってもらえたらそれはすごい事ですね・・・!
(前回からのつづき)
銭湯であったら嬉しいサービスってなんだと思いますか?

山口:
僕は読書室が良いんじゃないかと思うんです。

田村:
読書室ですか???
それはまたなんでですか?

山口
もちろん、「出たあとに読書をする」というのもあるのですが・・・。
実は本質はそこではないんです。

田村:
読書とは別なところに本質が?

山口:
はい。本質は、ひとりきりになる時間を提供するということなんです。
今現在、バリバリ働いてる人ってなかなか自分の時間が取れない人も多いんではないかって思うんです。
仕事も大事ですし、家族も大事。でもやはり頑張っているビジネスパーソンほど一人っきりになって、読書をしたり、瞑想をしたりする時間が必要だと思います。
銭湯はもうただお風呂があれば良いわけじゃない時代なんじゃないでしょうか?
もっともっと、価値を高めていくことが重要だと思います。

vol3week3_1.png

思い出してもらう工夫をする!

田村:
そうですね・・・。
今や家庭にお風呂があるのは当たり前の時代。
もっともっと価値を高めていく必要がありますね。

山口
そうですよ!今は家庭にお風呂があるのはあたりまえ。
だからこそ、銭湯に来てもらった人に思い出してもらう工夫も必要ですね!

田村:
思い出してもらう工夫ですか!いいですね!
具体的に言うと??

山口
オリジナルグッズなんていいんじゃないですか??
マイおふろセットを作ってみてはどうでしょう?
銭湯で買った、銭湯のオリジナルマイお風呂セット。
それは家でも使えて、家のお風呂でそれを見て思い出すわけですよ。
「あ、これ日の出湯のだったな、 久しぶりに銭湯行こうかな。」って。

田村
なるほど!思い出してもらえればまた銭湯に行く機会ができまね。

山口:
そう!
積極的に思い出してもらう仕掛け作りが必要ですね!

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銭湯は地域の殿様であれ!

田村:
では最後に、まとめると今後の銭湯はどうなったら良いとおもいますか?

山口:
銭湯は昔みんな家にはお風呂が無くて、番台に座っていればどんどんお客さんがきてくれた
殿様商売でしたよね?

田村:
たしかに、昔は物凄い良い時代があったと聞きます。
父親には、「俺は大変な時代に継いだけど、お前の時代はもっと大変だな(笑)」
って言われてます。

山口:
もう一度殿様商売にしましょう!
今度は、ただ座っている殿様ではなく、地域を元気にする殿様に!
単なるお風呂ではなく、地域の情報をよく知り、地域の殿様になった気持ちで、
地域の人は何に困っているのか?どんなことをしたら地域が元気になっていくのか?
勝手に殿様になってどんどん地域を元気にしていきましょう!

田村
地域の困りごとを解決する殿様になる!
すばらしいですね。地域に溶け込んでいるからこそ、勝手に任されごとだとおもって、困りごとを解決してく。
街に1つはそういった場所があってもいいですよね。
きっと地域を元気にしていく場所になれば、きっと今後も銭湯は必要とされていくでしょうね!!!
今日はお忙しい中、ありがとうございました!!

山口
こちらこそありがとうございました!

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やまぐち薬局

テーマは、相談できる「くすりやさん」。地域の人から”存在を期待されるお店”になりたいと考え、毎日工夫を重ねています。用事がなくても「ちょっと寄ってみようか」と、皆さんに思ってもらえることを願って・・・。
相談できる「くすり屋さん」やまぐち薬局

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田村 祐一

田村 祐一SAVE THE 銭湯!主催者

投稿者プロフィール

1980年東京都大田区生まれ。
東京蒲田にある大田黒湯温泉第二日の出湯の四代目、銭湯の跡取りとして生まれ育つ。
大学卒業後、家業である有限会社日の出湯に就職。26歳の時に取締役に就任。
2012年5月より創業の地である浅草にある銭湯、日の出湯のマネージャーとして銭湯経営再建に着手。
2012年11月、銭湯を日本の未来に残すプロジェクトの一環として銭湯の未来をつくるWEBマガジン『SAVE THE 銭湯!』を創刊。

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