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町の銭湯はコミュニケーションで差をつけろ!
- 2013/2/13
- SEASON1, Vol.4粟田あやさん
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このWEBマガジンは各業界の先頭集団といえるクリエイターや有識者たちと、
銭湯の新しい価値を模索する銭湯集団・日の出湯との対談で成り立つコンテンツ。
毎週水曜日(最終水曜日はお休み)に更新しています。
VOL.4 対談 GUEST
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粟田あや
(ブランドコンサルタント/アイクリエイト代表取締役) - X
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田村祐一
(日の出湯経営者/SAVE THE 銭湯!主宰)
これからの銭湯はは地域のメディアになれ!
対談4 with 粟田あや WEEK2
町の銭湯はコミュニケーションで差をつけろ!
前回の対談はこちら
学生の頃はスーパー銭湯によく通っていたという粟田あやさん。
今回の対談では町の銭湯の強みを活かした、スーパー銭湯との差別化について聞いてみたいと思います。
町の銭湯は番頭さんとの会話がひとつの楽しみ。
田村祐一 (以下 田村):
歴史感や伝統感って演出できないものですよね。それをうまく活用できれば、町の銭湯がより良い場所になりえますね!(前回からのつづき)
町の銭湯とスーパー銭湯はどう差別化していけばよいと思いますか?
粟田あや (以下 粟田):
私は、コミュニケーションの差別化がひとつの手だと思います。
田村:
コミュニケーションの差別化ですか???
具体的に言うと?
粟田:
町の銭湯は、大抵が家族経営。いつ行っても、大体同じ人が番台に居ますよね?
田村:
そうですね、うちは大抵僕が番台に居ますし、実家は父、母、祖母ですね。
粟田
そこが大きな強みの1つなんですよ。大きな優位性です!
いつ行っても、同じ人が番台に座っているのは安心感につながったりますし、そこでちょっとした会話をする。
「今日も寒いですね〜」
くらいでもいいんです。それが1つの大きな良さです。
逆にスーパー銭湯はそれがやりにくいですよね。
沢山お客さんを入れなきゃいけないから、どうしてもシステマチックに。
対して、町の銭湯の規模なら一人一人に、声をかけることができますよね?
大きなお風呂という価値の他にも番頭さんとの会話を1つの楽しみとして売りにしていくのはどうでしょうか?
地域の防災拠点としての銭湯
田村:
なるほど!確かにお喋りしにくるようなお客様はいらっしゃいますね!
もっと、トークスキルを磨いていかないと・・・(笑)
他にも町の銭湯の隠れた価値、魅力はあると思いますか?
粟田:
そうですね、思わず話したくなるような番頭さんになってください(笑)
他には・・・。地域の防災拠点となり得ると思っています。
田村:
地域の防災拠点ですか?
粟田
はい。実は高校生の時に阪神大震災にあったんです。
その時に、日本最古の名湯「有馬温泉」が開放してくれたんです。
水の要らないシャンプーなどでちょうど頭がベトベトになっていて気持ち悪い時期に温かいお湯にありつけたことのありがたさ。
本当にあの時はありがたかったです。
田村:
そうだったんですか・・・。それは大変でしたね。
確かに銭湯は地下水を利用していたりして、いざというときに水の確保ができるかもしれませんね。
それにどこのお店もそこそこ広いので、人も集まりやすいですね。
ガスが止まってしまうとお湯は沸かせませんが、薪でやっている銭湯ならお湯も沸かせてしまいますね。
粟田
3.11後、地域コミュニティが見直されてきてる中で地下水やコミュニケーションの場という資源を持っている町の銭湯は防災拠点としてなり得るんじゃないでしょうか??
銭湯に名物ドリンクを!!
田村
十分なり得る可能性がありますね!
僕も地域の防災拠点としてどんどん準備を整えていきたいです!
粟田さんは、銭湯であったら嬉しいものって何かありますか?
粟田:
私は、コーヒー牛乳ですね!
コーヒー牛乳が大事というか、お風呂に入って汗を出したあとに何かをいれたいですね〜。
田村:
僕もコーヒー牛乳は大好きです!お風呂上がりのコーヒー牛乳は最高です(笑)
粟田:
お風呂から出たあとに、カフェのように何かこだわりのドリンク、名物のドリンクがあったら、嬉しいですね。
特に女子は喜びますよ!
田村:
カフェのようにドリンクを提供する銭湯!
すごいおしゃれですね!女性にも喜ばれる銭湯としてすごくいいですね。
そこでオリジナルのドリンクを提供できたら素敵ですね!
粟田:
名物ドリンクができたらそれだけで高付加価値の銭湯ですね!
田村
たしかに!
僕もそんな銭湯に行ってみたいです!
オリジナルドリンク考えてみようかな・・・(笑)
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