銭湯のペンキ絵をプロジェクションマッピングで!

「SAVE THE 銭湯!」 とは?
このWEBマガジンは各業界の先頭集団といえるクリエイターや有識者たちと、
銭湯の新しい価値を模索する銭湯集団・日の出湯との対談で成り立つコンテンツ。
毎週水曜日(最終水曜日はお休み)に更新しています。

VOL.6 対談 GUEST

  • 村田星子
    (アートディレクター/セイデザイン株式会社 代表取締役)
  • X
  • 田村祐一
    (日の出湯経営者/SAVE THE 銭湯!主宰)

銭湯のもっている良さを重ねあげていく。

対談6 with 村田星子 WEEK3
銭湯のペンキ絵をプロジェクションマッピングで!

前回からのつづきです。(前回の対談はこちら
最終回である今回は、未来の銭湯のカタチについて迫ってみました。
村田さんの考える銭湯の未来像とは??

もしも村田星子が銭湯オーナーだったら?

田村祐一 (以下 田村):
もうすでにコミュニケーションの場として機能しているんですね、銭湯は。(前回からのつづき)

もし、村田さんが銭湯オーナーだったら何をしますか??

村田星子 (以下 村田):
私が銭湯オーナーだったらですか?
富士山の絵をプロジェクションマッピングでやりたいですね!

田村:
富士山の絵をプロジェクションマッピングでですか!!
それはかっこいいですね!

村田:
あとは富士山の絵だけでなく、湯船にもできないものか?と思っています。
湯船にできたら相当おもしろいですよ!

田村:
湯船にですか!?
それはすごいですね!!!
すごい幻想的な湯船とかもできそうですね!

村田
癒されるような情景を映しだして、より銭湯を癒される空間にしたいですね。
もっともっと癒し度をどっぷりと上げていきたいですね。
あとは鏡に髭や髪型のステッカーなんか貼ってみて変装できたりとか!
季節によって、サンタクロースになってみるとかも面白いと思います!

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銭湯が社会貢献の場になる。

田村:
いいですね!クリエイターならではの発想ですね!!
変装なんてできたら面白いですよね、季節によって変わるならそのたびに楽しみが増えますね〜
そういった楽しみも癒しにつながりますね!

では次は銭湯ができる社会貢献について聞かせてください。

村田:
そうですね・・。
若者が社会貢献できる場として活用するのはどうでしょうか??

田村:
社会貢献できる場ですか??
具体的にいうと??

村田
例えば、若い人に地域のお年寄りの背中流しをしてもらう場として提供するのはどうでしょうか?
コミュニケーションの場としての銭湯という役割ともすごくマッチしますし。

田村:
たしかにそうですね!

村田
若い人に社会貢献をしやすい場所をつくってあげることが重要だと思いますし、
そこにコミュニケーションが生まれれば、
背中を流されてて嬉しいお年寄り、お年寄りの話を聞ける若者。
双方にメリットがあるんじゃないでしょうか?

田村
なるほど!
お年寄りのお話を聞く機会ってなかなかないですしね。
お話を聞くと結構勉強になりますし、いいですね!

村田:
お年寄りだけが何か受けられるのではなく、若い人も何かしら得られるものあるのがポイントだとおもうんです。
銭湯には世代間交流がしやすい雰囲気もあるので、すごく場に合う社会貢献活動になると思います。

田村:
たしかに世代間交流がしやすい雰囲気ですね!
その場所の持った良さを活かせる社会貢献活動ですね!
これは1つのイベントとして試してみたいですね。

では最後に銭湯の未来のカタチについて聞かせてください。

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未来の銭湯はアンドロイド三助!?

村田:
未来の銭湯のカタチですか?
そうですね・・・。
私は2極化するのではないかと思っています。2極化したら面白いな〜って!

田村:
2極化ですか?
具体的には???

村田:
一つは、今ある銭湯の形ですね。昔から続く伝統のある、歴史のある雰囲気をもつ銭湯です。
もう1つは、今ないもの。珍しい空間である銭湯ですね。

田村
1つは伝統感のある、歴史ある雰囲気を持った銭湯が残っていく、ということですね。
確かに、日本文化として伝統感、歴史観のある銭湯は残って欲しいですね。
もう一つはどんな感じでしょうか?

村田
もう一つは、近未来的というか・・・。
三助さんって背中を流してもらうサービスありますよね??
あのサービスをアンドロイドがやるような銭湯です。

田村
アンドロイド三助ですか!?
それすごい面白いですね!
アンドロイドなら、男女というハードルを簡単に超えてくれますね。

村田
アンドロイドならではの良さもありますよね。
例えば、医療の現場でも多く利用されているので科学的に具合が悪い人がいないか?
などわかったりするかもしれまんしね。
より安心してお風呂に入ることができるようになったらいいですね!

田村
それは素晴らしいですね!
医学的にも科学的にも銭湯に行くほうが家庭風呂より安全だということになれば
必然的に銭湯は残っていくことになりますね!

今日は楽しいお話をありがとうございました!!

村田
こちらこそありがとうございました〜!

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アートディレクター/セイデザイン株式会社代表取締役会 村田星子

アートディレクター/セイデザイン株式会社 代表取締役 村田星子
企業のブランディング・ツール(webサイト・パンフレット・ロゴ制作・イラスト)をデザインする制作会社です。
トーン&マナーを守りつつ、効果的にプロモーションのお手伝いをさせていただきます。
とくに、女性のための起業家・経営者の「こう伝えたい」「こう思われたい」というアイディアを実用的にフォーマット化し、アイディアをカタチにして実現させます。

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田村 祐一

田村 祐一SAVE THE 銭湯!主催者

投稿者プロフィール

1980年東京都大田区生まれ。
東京蒲田にある大田黒湯温泉第二日の出湯の四代目、銭湯の跡取りとして生まれ育つ。
大学卒業後、家業である有限会社日の出湯に就職。26歳の時に取締役に就任。
2012年5月より創業の地である浅草にある銭湯、日の出湯のマネージャーとして銭湯経営再建に着手。
2012年11月、銭湯を日本の未来に残すプロジェクトの一環として銭湯の未来をつくるWEBマガジン『SAVE THE 銭湯!』を創刊。

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